私と絵本。大人の私でもハマったわけ

語り

どうも、星 叶太です。これまでのブログを見てくださっている方ならわかると思うのですが、私は絵本を読むことが好きで、何個か絵本紹介の記事を書いています。その本が持つ魅力、面白さを今まで伝えてきたつもりですが、このブログでは私がなぜ、どういう過程を経て絵本好きになったのかをまだ伝えていませんでした。今回は、子ども時代の私と今の私を通して絵本とどう関わっていたかを書き記していきたいと思います。

子ども時代の私。実はあまり絵本を読んでいなかった?

さて、時代は2010~2013年くらい。私が幼稚園に通っていたころですね。まああまり鮮明な記憶は無く、幼稚園で覚えているのは園庭の道を三輪車で爆走していたことぐらいしか…。いやああれは楽しかったなぁ。絵本に関する記憶は、私が「バーバパパ」シリーズを借りてきて、読んでいたことと、担任の先生が「エルマーのぼうけん」という絵本を私たちに帰りの時間だか忘れましたがに読み聞かせしたことぐらいですかね。でも、嫌々ながらその話を聞いていた気がします。なぜなら当時の私は「人の話を聞いて、理解する能力」が乏しく、絵本を読み聞かせさせられていても、全く話が入ってきませんでした。私が小学生になっても、国語の時間で文章の読み取りが苦手であったり、「話すこと・聞くこと」のテストで泣きながら「分からない。」と言ってクッソ低い点数を取った記憶があり、多分脳が発達してなかったか、話に集中できない子どもだったからかもしれません。

実際、もともと家にある絵本の数はそこまで多くありませんでした。せいぜい30冊ぐらいかなぁ。絵本にハマりだしてから130冊ほど買ったので、今は沢山部屋にありますが…。そんな感じで、話を理解できなくて面白くないから、家でも幼稚園でも絵本を読んでいた、という記憶は全然無いです。逆に、幼稚園から図鑑を借りて読んだり、幼稚園か1か月ごとに貰う絵本は読んでいた記憶があります。内容が薄いから、または絵で楽しむ系の本だったから、私にとっては読みやすかったんでしょうね。

絵本にハマりだしたきっかけは?

時は2021年4~5月頃。当時私は中学三年生。その時はたしか珍しく家族と一緒に市営図書館に行っていました。真面目な本を4冊借りたのですが、この図書館の借りれる上限は5冊。あと一冊何か借りれないかなー。と思って、ふとすぐに読めそうな絵本を借りました。「実に何年ぶりなんだろう、絵本を自ら読むなんて。」と思いながら、図書館のカウンターに5冊の本を通す。どんな絵本だったかタイトルまでは忘れましたが、表紙は動物がバス停でバスを待つ、という感じだった気がします。家に帰って読んでみると、そのバスが変身して大きなヘビになった!という、絵本ならではの世界観だからこそ出せる絵の描き方が面白いな、と感じました。そこから、他の絵本も読んでみようかな、と家にあるいわいとしおさん作の「うみの100かいだてのいえ」を読んでみました。その絵本は、最初と最後で主人公の女の子の姿が変わるのですが、直観最後の姿が「素敵になったやん!」って思ったんです。でも、よくよく思い出すとこのシーン、「子どもの時読んだ時と感想が違う!」と気が付きました。子どもの時は、「えー。絶対最初の姿の方が良かったじゃん」みたいに感じたんですよね。こんな感じで、「昔読んだ時と今読んだときで、絵本の感じ方が違う」という発見をしたんです。

その後、いろいろな絵本を読みました。乗り物の絵本、動物の絵本、音楽の絵本、イソップ童話に追加の話を加えた絵本など様々。その途中で私はもう1つ気づいたんです。今、絵本を読んで面白いと感じるようになったのは、最初の方に書いた「成長して話の内容を理解できるようになったから」、だけではなく「絵本を描いた作者たちが絵本を通して子どもたちに伝えたいこと」を大まかにでも読み取れるようになったからと。国語の時間で言う、いわゆる「筆者の気持ち」ってやつですね。もちろん、絵本を読んで、「作者」が伝えたいことと「私が感じたこと」は違う可能性はありますが、「話を読んで、面白かった!/面白くなかった!」で終わりではなく「話を読んで、話の内容だけでなく作者が伝えたいことを感じれた」ということは大事で、「ああ、こういう絵本だったんだ!」と気づくことができるのが、面白い点だと思いました。

私が絵本を子どもに読ませるんだとしたら…

私は19歳なので、子どもが居るというわけではありませんが、将来子どもができたら、沢山絵本を読ませてあげたいなぁと思っています。私が絵本好きというのもありますが、絵本をよく読む子どもは脳の成長が早いそうです。絵本を読むことによって、文を理解する能力であったり、他者の気持ちを理解する能力が発達するという話を聞いたことがあります。ですが、ただいろんな絵本を読ませるのではなく、絵本を読む本人がしっかりと内容を理解できて、読みたくなる絵本を読ませることが大切だと私は考えます。私のように、そもそも「文を読むのが苦手!」って子は、文章量の少ない絵本を読ませてあげるべきですし、「絵柄があまり好きじゃない!」とかでも子どもは読みたくなくなるので(実体験)、好きそうな絵柄の絵本を選んであげたりと、の子に合った絵本を探すのが最適解だと思います。もし、どんな絵本を選んだらいいか分からない場合は、既に読んだことがある絵本で「どの絵本が好き?」と聞いてみたり、「この本のどんなところが好き?」とかと聞いてみるのが良いかなーと思っています。

最後に

この記事では、私と絵本に感じたこと・経験などを紹介しました。これを書いた星 叶太はX(旧Twitter)でアカウント名「ねむそうなおうさま」でイラストや日常のことを呟いたりしてますので良ければフォローお願いします!この記事が気に入ったらぜひ次回の記事も見てください~。それではまた!

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