みなさんはどんな手段を使って通勤や通学をしていますか?都会であればあるほど、通勤列車を使う人は多いでしょうし、それ以外の地域では自家用車や路線バスを使って通勤する方もいるでしょう。
そんな私たちがよく利用する「乗り物」。当たり前ですが、運転や操縦する人が居れば動かすことができますよね。でも動くことができても、それは生き物ではありません。なぜなら、乗り物自体が意思を持って動いているわけではないからですね。
しかしアニメや絵本やイラスト、の世界では生きているものやキャラクターとして描かれることがあります。有名なのは、きかんしゃトーマスやピクサー映画のカーズあたりでしょうか…。でも、これらがキャラクターであることに特別違和感を覚えることはありません(他の人は違うかもしれませんが…)。犬や猫などの動物は、生き物でありキャラクターにもしやすいことから、絵本やアニメなどさまざまなところでキャラクターとして使われています。でも乗り物は生き物でもないし、なぜキャラクターにしたときに違和感がないのだろう?と、自分なりに考察してみました。
理由1. 乗り物が動くものだから
さきほど、乗り物は意思をもって動いているわけではないから生き物ではないと言いました。でも個人的には「生き物ではないが、生きているようには見えるかなー」と思います。理由は単純で、動いているから。例えば、ソフトバンクのペッパーくんや、すかいらーくグループのお店の猫ちゃんロボット。どちらもロボットであり生き物ではないですが、まるで生きているかのように私は捉えています。加えて、この2つのロボットの場合、声があるのでより「生きているもの」として認識しやすいかなと思います。
しかし、これだけではすべての動くものが「生きているもの」として認識できてしまいます。その反例として、雲や工場の機械などが挙げられます。雲が流れていても、テレビなどで見る工場の機械が動く様子を見ても「生きている風に見える」とはなりません。ではこれだけでは理由は足りなそうですね。あとは何だろう?と考えたときに次の答えが出ました。
理由2.人間が乗り物に対して「かっこいい」と感じるから
動物の場合、主に「かわいい」。そしてロボットや乗り物などには「かっこいい」と感じます。この要素は、キャラクターにしやすいうってつけの要素だと考えました。さきほど反例に挙げた「雲」や「工場の機械」には、強いて言うなら「面白い」という要素は持つにしても、「かわいい」や「かっこいい」などといったキャラクターの状態を反映しやすい要素を元は持っていないわけですね。正直、理由1よりもこちらの理由の方が強いと思います。キャラクターは人を惹きつける要素があるからこそ人気が出ますから。
とまあこの2つが私なりの答えかなと考えました。
キャラ化することによって変わる状態
理由2の太字に”元は”とつけたのは、キャラ化することによって状態が変わることがあるからです。「はたらく細胞」を例にすれば分かると思いますが、細胞に対してかわいいもかっこいいと感じることも普通は無いと思います。ですが本編を見てみると、あーら不思議、めちゃくちゃかわいいキャラとかっこいいキャラができているではありませんか。こんな感じで、キャラ化することで状態が変わることがあるんですね。
ちなみに全話を見たわけではないのですが、乗り物の場合「ピポパポパトルくん」、「のりものまん」などのアニメが、「かっこいい」という乗り物のイメージから個人的に「かわいい」絵柄になっています。
私の場合、本来かっこいいものであるはずの乗り物が、かわいくデフォルメキャラ化されているとすごく萌えます。俗に言うギャップ萌えってやつですかね。それで自分もそういう絵を描きたいと思うようになり、Twitterにあげていました。
車のキャラ化。フロントガラス派?それとも…

私は乗り物の中でも、はたらくくるまの絵を描くことが多いです。そして実際に車をキャラ化する、となったときに顔をどうするか問題が出てくるんですね。上の画像のNo.1のように、フロントガラスに顔を描く方法、私はこれをフロントガラス派と勝手に呼んでいます。私はこれで描くことが多いのですが、Twitterのフォロワーさんの絵を見ていると、No.2のようにフロントガラスよりも下の部分に顔を描く方も多いんですね。No.2はライトを省略する方法、ライトをそのまま目として描く方法で私は分けています。No.2は特に呼んでいる名前は無いのですが、写実的な絵を描かれる方が多い印象です。個人的には、No.1だと魂が宿っている、No.2の描き方だと車自体が生きているように感じますね。
ただこれはあくまで描き方の問題なので、本人が描きやすい方でいいと思います。どっちが良い悪いじゃなくてね。私はかわいく描けてりゃどっちも好きですが、No.2は描き慣れてないのでNo.1で描いてます。
最後に
キャラクターとしての乗り物について語りました。こう語ったものの、乗り物のイラストやキャラクターについて考えるのはめちゃくちゃ好きなんですが、乗り物についての知識はあんまり無くめちゃくちゃ今でも乗り物酔いが酷いので、私のことは「イラストとして乗り物が好き」くらいに思ってください…(この前なんかバスにちょっと乗っただけでめっちゃ具合悪くなりましたよ…辛いですねぇ(;´д`))
今日のブログはここまで。良かったらまた読んでください。Twitterもやってます~
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